もちろん、子どもと遊ぶことは大切な仕事の1つです。
でも、保育士の仕事はそれだけではありません。また、たのしく遊んでいるように見える子どもとの遊びの背景にも、様々な意図をもつ計画があるのです。
今日は、そんな保育士の仕事の現実についてご紹介いたします。
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責任感が求められる保育士
保育士になって一番大変なことは子どもの命を預かることです。どの家庭にとっても子どもはかけがえのない存在ですから、怪我なく一日を過ごし、また元気な状態で親元に返すことが求められます。
これは一番当たり前のことですが、とても大変なことでもあります。
子どもは何をするか分かりませんが、安全を求めてばかりだと子どもは退屈してしまいますよね。
いつもと違う遊びや楽しみを見つけることが得意な子どもたち。
その好奇心を認めつつ、危険がないかを判断しなくてはいけないのが保育士です。
命を預かる責任感は何より重圧でありますが、保育士である以上は避けては通れません。
可愛い子どもたちの笑顔を守るために、これは気を抜かずに頑張って欲しいと思います。
遊びの中で成長を見守る、成長を見つける洞察力を求められる
保護者が一緒にいられない時間が長い保育園では、保育士が発見した子どもの様子は保護者にとってはかけがえのない宝物になります。お迎えの時間に、「今日は○○をしていました」と聞くと、どんなに仕事で疲れていたって嬉しくなるのです。
そして、その話を先生から聞けると「うちの子どもをちゃんと見ていてくれる」という安心感にも繋がります。
小さな成長であっても、それを見逃さない観察力や洞察力が求められます。
新人の頃は業務に追われることも多くて、中々出来ないことかもしれませんが、見つけようと目を見張るのではなく、小さなことでも変化を発見したら保護者と一緒に喜びを共有するというスタンスから始めるといいですよ。
保育支援に求められるプランニング能力
遊びの中に、保育を盛り込み計画・立案・修正といったプランニング能力が求められる保育士。どうしたら子どもの成長を促せるのか、結果ではなく過程を大事にした上で保育計画の立案をします。
友達関係やクラス全体の様子に合わせて、その都度の修正も必要です。
こうしたプランニング能力を求められる保育士ですが、まず保育士自身が楽しんで行う事が大前提です。
仕事がツライと思っていると、子どもは保育士や大人のそういった負の感情にとても敏感です。
まずは保育士が楽しんで行うことがとても大切です。
保護者や同僚とのコミュニケーション能力
子どもとだけ関わればいいのではなく、保護者(特に新人の場合は目上の人が多い)や同僚との関係に悩む保育士も多いと思います。人間関係は仕事に関係なく、生活の中で常に付きまとうものですが、保育士は子どもを預かる職業ですから子どもを中心とした人間関係になります。
とくに保護者は保育士の言動をしっかり見ています。
中には保育士の揚げ足を取るようなちょっと意地悪な保護者もいますが、ほとんどの保護者は保育士との関係構築をスムーズにしたいと望んでいる場合が殆どです。
保育士は毅然とした態度で、しっかりと対応を心がけさえすれば、大きな問題は起こりません。
もちろん、どんなに小さなことでもアクシデントがあった場合はしっかり報告して、必要ならば謝罪もしっかりしましょう。
これは同僚に対しても言えることです。
報連相は保育をスムーズに行うためには必要不可欠ですから、きちんとすることを心がけて下さいね。
著者
都内で保育士をしています。
最初に勤めていた保育園が本当にブラックで、一時期「保育園恐怖症」のような感じになっていました。1人でも、自分のような保育士さんがへりますように・・・たくさんある後悔のなかから、「こうすればよかった」と思えることをご紹介していきます。
明日の仕事も楽しみだな、早く子どもたちに会いたいな、そう思える保育士生活にしていきましょう!
まとめ
最後に。保育士の仕事は保育に留まらず実にオールマイティーな職業です。
命を預かるという重責にツライと思うことも多いと思います。ですがそれ以上に子どもにとって保育士の存在は保育士が思う以上にとても大きなものです。
子どもたちは保育士が大好きですから、そんな子供たちの笑顔を守れるとても特別な仕事であることも忘れないで欲しいと思います。
ツライときは無理せず同僚や上司に相談してみて下さいね。もちろん、求人探しをして職場を変える事が、私は一番の解決策だと信じています。
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