2016年7月25日月曜日

「たった30分」が、保育園にいる子どもにとっては…(その1)

先日、ニュースをにぎわせていたのが、杉並区の公園に保育園を作ろうとした動きに対して、住民が反対している話です。

そのなかで、公園がある場所に保育園を建てるくらいなら、30分通勤時間を長く取って、郊外に引っ越したらどうだろうかという意見がありました。

・・・これを聞いて、現在ワーキングマザーの方々、どう思いますか?私も絶賛子育て&仕事の二足のわらじ中ですが、ちょっとびっくりしてしまった、というのが本音です。

30分も通勤時間を長く取るということが、現在保育園児の子育てをしているママにとって、どのような意味を持つのでしょうか。

それを「現在子育てしていない方」には、残念ながらご理解いただけていない気がしてなりません。

なので今日は、子育てをしながら働いているというお母さんの一日をご紹介しようと思います。


保育園児を育てる家庭の1日の様子


私が保育園児を育てていたときの「毎朝のタイムスケジュール」を見ていきましょう。

▽5:30

朝食を準備する。
夫、長男、次男のお弁当をつくって、自分の身支度を整える。

▽6:45

チビたちを起こす。
着替えさせて、朝食をとる。

▽7:50

チビたちを連れて家を出る。
車を10分走らせ、保育園に向かう。

▽8:00

保育園にチビたちを預ける。
おむつや着替えなどを補充し、子どもたちの様子を保育士に伝える。
もちろん、「ママ、行かないでー!」、「保育園に行きたくない!」とぐずることもよくある。

▽8:30

ようやく保育園から職場に向かい始める。
いつもは職場まで15分程度でも、通勤時の渋滞に巻き込まれているので20~30分かかることも少なくない。

▽9:00

ギリギリ職場に着く。

早起きしてもギリギリ、1分たりとも余裕はない

子育てをしていなければ20分もかからずに着く職場でも、途中で保育園に寄って子どもを預けるために1時間以上も前に家を出なければなりません。

もちろん、そのための準備もしなければならないため、実際にはさらに2時間以上前には起きて、そのための準備をしているのが現実です。

さいわいなことに、わたしは保育園づとめなので、育児に理解のある職場です。また、子育てをしてらっしゃる先生方もたくさんいるので、肩身が狭いという感じもありません。

子どもがだだをこねて保育園をはなれるのが遅くなり、職場につくのが10~15分遅れることもあります。そんなときは、ヘルプの先生方がかわりに保育室にはいってくれていたりします。

企業だと、なかなかこうもいかない場合が多いのではないでしょうか?お母さん大歓迎、といいつつ、子どもができたことを告げると露骨に嫌な顔をされたり、という話も聞きます。

とくに保育園以外では、子育て経験のない男性上司が多いと思いますので、こんなつらい風当たりの職場が多いのではないでしょうか。

著者

都内で保育士をしています。

最初に勤めていた保育園が本当にブラックで、一時期「保育園恐怖症」のような感じになっていました。1人でも、自分のような保育士さんがへりますように・・・たくさんある後悔のなかから、「こうすればよかった」と思えることをご紹介していきます。
明日の仕事も楽しみだな、早く子どもたちに会いたいな、そう思える保育士生活にしていきましょう!

まとめ

 次回は、これに30分通勤時間がどうなる?というのを考えてみようと思います。

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